2009年6月21日日曜日

2台目のデジカメ

一台目を買ってから2年くらいたった2000年の暮れか、2001年初めだった。この時期は冬ボーナスの時期で、小金を持っているためデジカメを買ったりするらしい。
時代は200万画素を超えて、300万画素が出始めていた。200万画素には、COOLPIX950という名機が出ていたが、高くて買えなかった。また、時期的にも200万画素だとさびしく思った。当時のデジカメ知識は、「PC USER」という雑誌の文月氏のデジカメコーナーが主な情報源だった。5年ほどは文月氏の画素数よりダイナミックレンジの主張に納得していた。
この頃、前のデジカメが余りカメラっぽくなかったため、今回買うのはカメラっぽいのが欲しいと考えていた。メーカーもカメラメーカーがいいと思っていた。
そのころ、オリンパスから開放F1.8という、今聞いても明るいレンズの300万画素機が出ていた。キャメディアC-3040である。電源は単三、メディアはスマートメディア(64MBを買った)だった。
このカメラはかなり動作も速くなっており、基本的な撮影の操作等もこのカメラで覚えた。しかし、AFなどはまだまだ遅く、スナップ撮りにもやや苦しい感じだった。ダイヤル等は今のコンパクトカメラとほぼ同じ操作系になっていたので、ある意味初めてのカメラだったように思う。
CCDが補色系なので、かなりシアンかかった色味だったが、前のカメラと比べるとプリントしてもかなり細かく解像していた。しかし、まだA4をプリントするには力不足のようだった。

オリンパス C-3040ZOOM
http://www.olympus.co.jp/jp/lineup/record/imsg/digicamera/product_details_infomation.cfm?pid=56

2009年6月20日土曜日

最初のデジカメ

1998年の暮れか年明けに買ったのが、エプソンのCP-700Zだった。(今は無き和歌山のニノミヤ本町店だった。)オールプラスティックの今思えばちゃちいボディだった。しかし、当時も決してカッコイイと思ったことは無かった。とにかく、デジカメというものに興味があったのだ。比較検討したのは、オリンパスのC-900ZOOMだった。なんでか忘れたというより、多分Hypictにより、擬似的に解像度を高めて撮る機能があったのでこっちにしたのだと思うが、ある意味今につながる失敗の一歩だったように思う。

エプソン CP-700Z
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/981015/epson_2.htm

オリンパス C-900ZOOM
http://www.olympus.co.jp/jp/lineup/record/imsg/digicamera/product_details_infomation.cfm?pid=40

使用感としては、まず樹脂製のキャップをレンズから手ではずすのが面倒だった。そして、起動してから使えるまで5秒以上かかったように思う。沈動するレンズが、ギーギー細かく鳴っていた。
当然AFも画像セーブも遅く、ある意味風景を写し取っている感じがした。動体を撮ろうとはまったく考えなかった。電源はアルカリ電池だったが、パナ製の水素ニッケルを使っていた。メモリーは32MBのCFカードだった。当時、1万円くらいした。この頃からメディアは1万円が購入基準となった。(今では基準は3千円だが・・・)
当時フィルムカメラを使っていた人が、そっぽを向くのも無理なかった。まだ、デジカメは写真を撮る道具の水準に達していなかった。一般的には数年後の500万画素あたりの時期に、道具として使えるものになってくるのだった。