2009年6月20日土曜日

最初のデジカメ

1998年の暮れか年明けに買ったのが、エプソンのCP-700Zだった。(今は無き和歌山のニノミヤ本町店だった。)オールプラスティックの今思えばちゃちいボディだった。しかし、当時も決してカッコイイと思ったことは無かった。とにかく、デジカメというものに興味があったのだ。比較検討したのは、オリンパスのC-900ZOOMだった。なんでか忘れたというより、多分Hypictにより、擬似的に解像度を高めて撮る機能があったのでこっちにしたのだと思うが、ある意味今につながる失敗の一歩だったように思う。

エプソン CP-700Z
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/981015/epson_2.htm

オリンパス C-900ZOOM
http://www.olympus.co.jp/jp/lineup/record/imsg/digicamera/product_details_infomation.cfm?pid=40

使用感としては、まず樹脂製のキャップをレンズから手ではずすのが面倒だった。そして、起動してから使えるまで5秒以上かかったように思う。沈動するレンズが、ギーギー細かく鳴っていた。
当然AFも画像セーブも遅く、ある意味風景を写し取っている感じがした。動体を撮ろうとはまったく考えなかった。電源はアルカリ電池だったが、パナ製の水素ニッケルを使っていた。メモリーは32MBのCFカードだった。当時、1万円くらいした。この頃からメディアは1万円が購入基準となった。(今では基準は3千円だが・・・)
当時フィルムカメラを使っていた人が、そっぽを向くのも無理なかった。まだ、デジカメは写真を撮る道具の水準に達していなかった。一般的には数年後の500万画素あたりの時期に、道具として使えるものになってくるのだった。

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